自然薯の効用・保存方法 自然薯の効用 滋 養 の 食 自然薯は、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等、その栄養価はもちろんのこと消化酵素アミラーゼが多く、一緒に食べた食品の消化をも促すことによって、栄養効率を高め胃腸をはじめ内臓全般に幅広い効用があり、貧血や高血圧の予防、神経痛、腸ガンの予防に約立つと言われています。 強 壮 の 効 果 強壮の効果は自然薯のトロトロにあります、グログリンとマンナンの結合で成分中のムチンという物質がたんぱく質を無駄なく活用させ、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進します、常食する事により、基礎体力が増強し、虚弱体質、呼吸器障害、ノイローゼ等に効果があると言われています。 強 制 の 食 強精の食としては、とりわけ有名な自然薯ですが、その秘密は生殖能力を高めるアルギニンを豊富に含有するとともに、アミラーゼ、ウレアーゼ、オキシターゼ、グルコシターゼ、タカラーゼ、ポリフェラーゼ等、多彩な酵素が生態の生合成力を高めて精力増強に素晴らしい効果を発揮すると言われています 消 化 パ ワ ー 自然薯に含まれるアミラーゼがデンプンを早く分解する事がわかっています。通常、消化が進むのは食べ始めてからおよそ30分後と言われていますが、10分程度で消化が進むという驚くべき即効性を持っていると言われています。 食べ方と保存方法 食 べ 方 自然薯は皮をむかずに食べるのが風味を生かすコツです。自然薯の細かいヒゲ根はガスであぶり焼きし、たわしで洗い、ふきんで水切りしておろします。自然薯をすりおろした時にアクがでることがありますが、酸化して褐変するためで、活力のある証拠です。味や品質に変わりはありません。なお、料理中皮膚にかゆみがあったら食酢で洗ってください。 レシピ集はこちらから!! 保 存 方 法 自然薯は乾くと質が劣化し腐ります。品質保持には、ラップ又はビニール袋等で包み冷蔵庫に貯蔵して下さい。 自然薯の歴史 自 然 薯 の 歴 史 日本人はトロロ飯が大好きです、特に江戸時代にはさかんに食されました。その理由として、独特の喉ごしと滋養強壮の効果だとされています。これは科学的なデータにたよらずとも「じねんじょ」が滋養強壮・体力増強の宝庫であることを経験的に知っていたからでしょう、昔の人はすごいですね!! 現代でも、自然食品の優等生として珍重されています。食べ方もさまざまに工夫されたレシピによって多彩になってきました、ますます「じねんじょ」は注目され続けるでしょう。